杉並区公式「すぎなみビトMOVIE」内で立教女学院が紹介されました。
PICK UP学院だより
「すぎなみビトMOVIE|杉並区公式ホームページ」にて「建築史家 陣内秀信氏【令和4年5月15日】」が公開されました。
神田川沿いの遺跡が発掘された地をめぐる中で、立教女学院構内と、校舎建設時に発掘された縄文時代中期の土器が紹介されました。
陣内秀信氏によると、川沿いの高台にあり、緩やかな南斜面になっている立教女学院の一帯は、縄文時代から住みやすい場所であったそうです。
関東大震災後、築地からの移転先としてこの地を選んだマキム主教とヘイウッド先生の功績を改めて感じる番組となっています。ぜひご覧ください。
築地周辺しか知らなかったヘイウッド先生が、多摩川方面や京王線、中央線、東武鉄道(現在の東武浅草線)、武蔵野鉄道(現在の西武池袋線)の沿線などにも詳しくなるほど、あちらこちらに土地を探し求めたのでした。そしてついに1924(大正13)年8月末、東京郊外の田畑と松林に囲まれ、南には水の澄んだ神田上水が流れ、その谷の向こうにはおだやかな丘と森が連なり、富士山や大山、秩父連峰が見え、しかも中央線西荻窪駅からも歩いて約20分の理想の土地、現在の久我山校地を購入したのです。(『立教女学院―草創期の人たちの物語―』より抜粋)